保 苅 浩 豊 島 真 渡 辺 有 子 加 藤 大 弥
高 橋 三 義 深 谷 成 信
〇
出席説明員
政策企画部政策監 大 坂 一 男
政策調整課長 坂 井 玲 子
広報課長 日 根 裕 子
東京事務所長 丸 山 寛
以上の
てんまつは
会議録のとおりであるので署名する。
決算特別委員会第1
分科会委員長 平 松 洋 一
○
平松洋一 分科会委員長 ただいまから
決算特別委員会第1
分科会を開会します。(午前9:57)
本日の欠席はありません。
本日は日程に従い、
政策企画部の
審査を行います。
執行部の
説明に当たっては、新しい
施策、主な
事業について重点的に
事業の成果や
反省点なども含めた
説明となるようお願いします。
なお、質疑及び答弁については一問一答形式で行うなど、簡潔、明瞭にすることとし、効率的な
議事進行に御協力をお願いします。
本日使用する資料は、事前に配付していますので、確認願います。
これより
政策企画部各課の
審査を行います。
初めに、
政策調整課の
審査を行います。
政策調整課長から
説明をお願いします。
なお、質疑に当たっては
内容により
担当政策監からも答弁をお願いします。
◎
坂井玲子 政策調整課長 令和3年度
決算について、
配付資料に基づき
説明します。なお、当課の
決算には、
政策監が所管する事項の
決算額が含まれています。
1ページ、
政策企画部の
決算所属別内訳額は記載のとおりです。
2ページ、歳出、
予算現額、
支出済額、
不用額は記載のとおりですが、
新型コロナウイルス感染症の影響により、
各種会議等が書面や
オンラインでの
開催となったことで、多くの
不用額が発生しました。
初めに、第2
款総務費、第1項
総務管理費、第7目
企画調査費について、
執行状況及び
実績成果等、各
事業の金額は、記載のとおりです。
政策推進経費、
DXアドバイザー活用事業は、副業、兼業の人材として、
デジタル活用に関する高い
専門性に基づき、
地域課題の解決に向けて提案や助言、サポートを行う
DXアドバイザーを配置するものです。
令和3年度中は、
公募業務などを委託する
民間人材ビジネス事業者をプロポーザルにより決定し、今年度に公募により選定を行い、
DXアドバイザー1名を決定しました。なお、
事業費については、全額今年度に繰り越しています。
次に、
大都市行政の
推進の
指定都市市長会負担金は、
市長会への
負担金です。
次に、
都市のアピール、「
世界津波の日」
高校生サミット開催推進事業は、当初、
令和2年9月の
開催を予定していましたが、
新型コロナウイルス感染症の世界的な
感染拡大を受け、
開催を中止したことから、
令和2年度、
令和3年度ともに繰り越したものです。なお、今年度は10月19日、20日の2日間、
朱鷺メッセを会場に
オンラインと対面の
ハイブリッド形式での
開催を予定しています。
次に、
広域連携の
推進、
地域連携推進事業費は、県内の
鉄道沿線に位置する自治体などで組織する上越・
北陸新幹線直行特急実現期成同盟会への
負担金などです。
連携中枢都市圏事業は、
連携市町村との具体的な取組を進めるとともに、
新潟広域都市圏ビジョン懇談会を
開催し、
進行管理に努めました。
次に、
上越新幹線活性化について、
令和3年度の
上越新幹線活性化同盟会の
活動としては、
アルビレックス新潟の
ホームゲームで
ブース出展による
観光誘客活動や東京2020オリンピック・パラリンピックの
開催に合わせて、
JR各駅にポスターを掲示することにより
関係地域の
魅力発信を行いました。
上越新幹線活性化同盟会は、これまでの
活動実績から
事業完遂とし、
令和4年3月31日をもって解散となりました。なお、
令和3年度は新たな
徴収金の徴収は行われませんでした。
次に、
企画調査諸
経費、
管理的事務費は、
各種事業の実施に係る
事務費です。
次に、
国家戦略特区統括事業は、新たな
規制改革事項の活用に向け、
事業者等へ
特区制度を紹介するリーフレットの作成に要した
経費です。なお、
特区推進協議会に係る
委員への
報償費の支払いを行いました。
次に、
行政情報の収集は、
行政情報サービスiJAMPの利用に係る
経費、
加入団体等負担金は、
地方行財政調査会などへの
負担金です。
次に、にいがた
未来ビジョン・
総合戦略の
推進は、にいがた
未来ビジョンと第2期
新潟市まち・ひと・し
ごと創生総合戦略を重ね合わせて着実に
推進するとともに、
次期総合計画の策定に向け、
市民の
意見を取り入れるためのアンケートやワークショップなどの
市民参加事業を実施しました。
続いて、歳入、3ページ、
総務費雑入は、
上越新幹線活性化同盟会解散による
分配金や
市民からの
情報公開請求に基づく資料の
複写代です。
○
平松洋一 分科会委員長 ただいまの
説明に質疑はありませんか。
◆
渡辺有子 委員 令和3年度の
新潟市
経済社会再興本部会議等で、特に
新型コロナの中で、いろんな
施策の検討や実施を行ってきたと思いますが、
会議は何回
開催しましたか。
◎
坂井玲子 政策調整課長 令和3年度は、全部で12回です。
◆
渡辺有子 委員 この間、
令和3年度で
事業を展開し、各
事業は
所管課がそれぞれあるわけです。全体としていろいろ検討し
政策を取ってきたわけですが、総括としてはいかがですか。
◎
坂井玲子 政策調整課長 令和3年度は、
新型コロナウイルス感染症が流行し、最初の大混乱の
状況の中、まだまだ影響がありますが、いろんな
事業者の方から市に来てもらい、話を聞くという
状況から少し脱却し、少しずつ戻りつつあります。各部が
関連事業者からよく聞き取りを行うことにすごく重点を置き、何が必要か、現状はどうかを聞き、
施策にできるだけスピードを持って、後れを取らないように気配りし、そのような
施策が組めたと思っています。
◆
渡辺有子 委員 今、
少子化等のいろいろな課題があり、大きな課題になっていると思いますが、12回
会議を行った中で、
本市の
結婚応援プロジェクトについて、いろいろな
意見交換とか
施策の
検討等が12回のうち3回行われていると思いますが、間違いないですか。
◎
坂井玲子 政策調整課長 3回で間違いないです。
◆
渡辺有子 委員 具体的に
開催概要の
内容が極めて不十分であり、詳しい
議事録が必要だと前回言いましたが、そこで取り上げた
内容が一、二行というような形です。この
結婚応援プロジェクトの
部分に関して3回行ったというのは、特に何か意味があり、非常に重要視してなのか、この中身をもう少し、どういう検討をして、どういう
背景があったのかを少し聞かせてもらえませんか。
◎
坂井玲子 政策調整課長 背景やどのような
内容だったかというのは、また
ホームページで、
令和3年度の
決算状況、
新潟市
経済社会再興本部会議で取り上げた各
事業について、
市民や業界の皆様からの
意見の
背景、
事業概要、評価について詳しく書いています。見てもらえると分かりますが、
事業者に単にお金を出すだけではなく、何とかお祝いの気持ちを
本市としても伝えたいというところもありました。どのように
事業者に支援をすれば、
事業者だけでなく、
市民にも伝わるのかを非常に苦心した
部分です。
こども未来部といろいろ試行錯誤して組み立て、時間がかかりましたが、ただ日数的には4月6日、13日、20日と短期間で組み立てたものです。特に思い入れもありますが、力の入ったところでもありました。
◆
渡辺有子 委員 予算と
決算は既に出ているので、中身について、確かに各
事業の概要と、その
背景、評価についてはみんな出ていますが、それがいい悪いというよりも、たくさんの
支援策を検討していく中で、
市民やいろんな
団体からも特に期待がある
会議です。しかし、この中身があまりにも分からな過ぎるので、結果は
決算特別委員会の中でやるということですが、やはり偏りがあると経過が分からないです。もう少し
議事録までいかなくても概要や
背景は公開してもいいと思います。そこは、これからも今の考え方で、こういった形でしか外部には公表しないということですか。その辺は少し検討したのかどうか、いかがですか。
◎
坂井玲子 政策調整課長 新潟市
経済社会再興本部会議については、私も当課に異動してから初めて見ましたが、本当に各業界の厳しい
状況などの話が赤裸々に出ます。それに対してどんな
施策が有効か、もしこの
団体に支援をするのであれば、こちらの
団体はしなくていいのかなど、本当に厳しい
会議です。今のところ、
政策形成の途中段階であり、いろいろな
意見が飛び交っている中であり、資料などの詳細は非公開としています。ただこの
ホームページでは、この
施策がどんな
背景でつくられ、どのような
内容、評価なのかは、できるだけ詳しくお知らせするように心がけますので、そちらを見ていただき、報告としたいと思っています。
◆
渡辺有子 委員 前回の
決算のときと同じお答えです。でも、厳しい
背景など、
個人事業所の名前を挙げるわけではないので、やはりそういった
状況があるという判断や理解は、それを基に判断していく
部分ももちろん大きいわけです。出し方はあると思いますが、そこら辺は、もう少しきちんと考えて対応してもらいたいと思います。これで終わりますが、御
意見があればお願いします。
◎
坂井玲子 政策調整課長 御
意見ありがとうございました。
◆
志賀泰雄 委員 令和3年度の
新規事業の都心の
まちづくり推進事業について、最近はにいがた2kmに対しての
情報発信や
新潟通信の
メインライターである
ガタ子さんなどいろいろな取組をしていると思いますが、
令和3年度はどのような取組、成果があったのか教えてもらえますか。
◎
坂井玲子 政策調整課長 令和3年度の
推進事業、にいがた2kmについては、
都市政策部の
まちづくり推進本部で
事業を行っていますので、申し訳ありません。
◆
志賀泰雄 委員 当初
事業予算説明書では、
政策調整課に記載がありましたが、
所管部署が移ったということですか。
◎
坂井玲子 政策調整課長 はい、そのとおりです。
◆
高橋三義 委員 今人口が減少しているときに、やはり
本市だけで対策するのも容易ではないので、
広域連携が大事だと思っています。
決算説明資料を見ると
令和3年度に、
新潟広域都市圏ビジョン懇談会は、1回しか
開催しなかったのですか。
◎
大坂一男 政策企画部政策監 連携中枢都市圏事業に係る
ビジョン懇談会は、
令和3年度は1回の
開催です。
◆
高橋三義 委員 本市は特に政令市の中でも
人口減少が進んでいるわけです。それは
新潟県もそうです。だから、例えば、広域で
本市がもう少し人口ダム的な機能とか、そういう中でリーダーになって、年に1回とか、
コロナのせいにすればそれで終わりですが、もう少し
政策企画部として、
本市の課題はやはり
人口減少なので、その辺の対策をやるという議論を活発化しようという話は、
令和3年度はなかったのですか。
◎
大坂一男 政策企画部政策監 令和3年度については、繰り返しになりますが、1回ということですが、
令和4年度は、2回の
開催を予定しており、実際7月末に1回
開催しています。次回は、来年2月を予定しています。
委員の
意見も踏まえて、なるべくそういった形で外部の有識者からの
意見を聞く機会を設けて
活性化していきたいと考えています。
○
平松洋一 分科会委員長 ほかにありませんか。
(な し)
○
平松洋一 分科会委員長 以上で
政策調整課の
審査を終わります。
次に、
広報課の
審査を行います。
広報課長から
説明をお願いします。
◎
日根裕子 広報課長 広報課所管の
令和3年度
決算、4ページ、
歳出決算額合計は、
予算現額2億5,812万1,000円に対し、
支出済額は2億4,123万3,466円で、
執行率は93.5%、
不用額1,688万7,534円で、主な理由は、
市報にいがた・
区役所だより
発行費の
請け差などによるものです。
初めに、第2
款総務費、第1項
総務管理費、第3目
広報広聴費のうち、
広報の
企画・
推進について、庁内各部門から的確に
情報発信されるよう、
職員意識や技術の向上に資する
研修会の
開催などに要した
経費です。
広報研修の実施は、
広報基礎研修、
プレスリリース研修、
LINE操作研修など、合計6回
開催し、職員の
プロモーション能力の育成を図りました。
次に、
広報・広聴の充実のうち、
広報紙発行事業は、
市報にいがた及び
区役所だよりの発行と、それらの
点字版、
音声版の
広報発行に要した
経費です。
市報にいがた・
区役所だより
発行費は、
市報にいがたと区だよりの
合体版と
イベントや告知を
掲載する
情報広場を年24回、毎回約22万部発行し、
市政情報や生活に必要な
情報を広く提供しました。
点字・声の
広報発行費は、目の不自由な方に
市報などを点字やCDに転換、録音し、
点字版、
音声版としてお届けするもので、
市報については
点字版と
音声版を合わせて毎号約160部
程度発行、配送しました。
次のウェブ・ソーシャルメディアによる
情報発信は、
本市ホームページの
運用に係る機器の
賃借料や
保守料などに要した
経費と
令和3年度から新たに展開を開始した
LINEの
運用に係る
システム使用料などに要した
経費です。
次の
ホームページ運用事業費は、
新型コロナウイルス感染症関連情報を組織横断的に集約し、
項目ごとに整理し発信を行いました。特に市内の
発生状況並びに
ワクチン接種への
情報ニーズが大きく、適時適切な発信を行ったことで、
月額平均アクセス数は約92万件、前年度比で2.4倍となりました。
ライン広報費については、
新潟市
LINE公式アカウントの
運用を4月に開始し、
利用者の希望に沿った
情報発信を行いました。
友達登録数は、
令和3年度末時点で6万2,225人となり、当初の目標であった
人口比5%、
登録数4万人を達成しました。なお、本日現在の
友達登録数は9万5,556件です。
次に、国内外への
情報発信は、
民放テレビ4局と
ケーブルテレビ、
ラジオ3局を通じた
本市の
広報番組の放送に要した
経費です。不特定多数の
市民に迅速かつ一斉に
広報できる利点を生かし、
イベント情報や
注意喚起、啓発などを中心に
市政情報や
本市の魅力を発信しました。
次に、
広報広
聴諸経費は、
関係団体加盟負担金、
管理的事務費のほか
報道機関を通じた
広報展開に要する
情報通信料などです。
続いて、歳入、5ページ、第25
款諸収入、第5項
雑入、第3目
雑入、
説明欄に記載のとおり、
総務費雑入2,624万9,590円は、
市報にいがた及び
区役所だよりの
広告収入と
新潟市
ホームページに
掲載する
バナー広告の収入です。
○
平松洋一 分科会委員長 ただいまの
説明に質疑はありませんか。
◆
豊島真 委員 歳入で、
市報にいがた・
区役所だより
広告掲載料と
新潟市
ホームページバナー広告掲載料は、非常に
アクセス数が多くなっている
部分で、物すごく大きなチャンスだと思います。この
掲載料について、例えば昨年度に比べてどういった形で、増えているのか減っているのかという
部分を聞きたいと思います。
◎
日根裕子 広報課長 市報にいがた・
区役所だよりの
広告掲載料は、昨年度より増えています。
市報においては1,970万2,300円、区だよりが627万500円という内訳になっており、
広告の
掲載を
一括入札で買い取ってもらい、業者に
広告の
掲載を依頼しています。
新潟市
ホームページバナー広告掲載料は、昨年度より減っています。この金額の内訳は、1つの
バナー当たり1か月で3万555円、今回の
決算額が9か月分です。2社の
団体から
掲載をしてもらっています。
◆田村要介
委員 LINE登録数が今年になって9万5,000人になり、3万人一気に増えました。
令和3年度ではなく
令和4年度の話になりますが、この辺、どういう経過があって、どういう形でこのぐらい増えたのか教えてもらえますか。
◎
日根裕子 広報課長 LINEの
運用に関しては、
新型コロナウイルスや
ワクチンの制度が変わる際に、その都度、
担当者が反映し、
市民に分かりやすい
情報を伝えています。
LINEのお
友達登録数は、増えてはいますが、やはり
運用の段階で、
各課が投稿するわけです。
ルールが決まっており、求められている
情報を開示、公表するという
ルールになっています。その
ルールが守られていないと、すぐにブロックされてしまう
状況なので、誤って投稿してブロックが多かった際には、その都度、ほぼ毎日ですが、
担当課に連絡して、
ルールを守って
運用してくださいとお願いをして慎重に進めているところです。また、
コロナワクチンの関係、
感染症に関する
情報も短く、分かりやすく伝えることで
登録者数も増えたと思っています。
◆田村要介
委員 私も見ている中で、そういう心配りをしているのは正直すごく感じていました。特に
新型コロナウイルスの
感染者数が増えてくる中で、
各課がいろいろと
情報を出す中で大変苦労しているのは感じていましたが、その辺で所見があったらお願いします。
◎
日根裕子 広報課長 確かに、当初は決まった
ルールで
運用できていても、だんだん日がたつと、その
ルールが守れなくなり、だんだん
友達登録も減ってしまう危険もあるので、やはり慎重に市全体でしっかり
ルールを守り、
市民に分かりやすく伝えるような
広報に努めていかなければならないと思っています。
◆田村要介
委員 令和3年度
決算なので、少し外れて申し訳ないですが、早く10万人を達成し、そこでまたアドバルーンを上げてもらいたいと思います。あと、
市報にいがたを見ていて、大分改善している
部分があり、枠、色面の使い方、表紙の出し方とかが大分洗練してきたと感じますが、どの辺を
令和3年のところを見ながら、切り替えているのか教えてもらえますか。
◎
日根裕子 広報課長 広告も含めてということですか。
◆田村要介
委員 いや、
広報の中身だけでいいです。
◎
日根裕子 広報課長 市報にいがたですが、
特集号ということで毎回特集を組んでおり、1ページ目には
皆さんに一番伝えたい事項を担当が毎回決めています。そこには
広告は載せないという
ルールで、今一番
皆さんに伝えたい
情報を特集して、1面になるのか、一、二面になるのか決めています。また、昨年度から
広報案件事前登録制度を、全市で行っており、
広報したい部署が登録し、それを
担当課と
広報課で一緒になって
広報するという取組を行っています。やはり
担当課だけだと限られた
状況になるので、
広報課の
テレビや
ラジオ、
市長記者会見、
プレスリリースといった手段を使いながら
広報をしています。その中で、
各課から上がってきた
市報にいがたにふさわしいものを特集として上げるという動きもあります。
◆田村要介
委員 私はまだ見ていないですが、
ホームページも新しくなりました。これは
意見要望になりますが、うまくトータルでコーディネートする中で、
市民にいろいろ発信してもらいたい。先ほどの
豊島委員の関連で、少し前にも言いましたが、先週号だったか、
広告の
内容が大分意識して変わってはいました。これはやはり商売ということもあり、よく分かりますが、少しまた偏り始めました。これも
意見要望になりますが、対象は
高齢者が多いので、葬式とかが並んでしまうということに対して、どのような形で対応していますか。
◎
日根裕子 広報課長 市報にいがたの
広告の
掲載ですが、安定的な
収入源の確保と、
市内業者の
情報掲載による
地域経済の
活性化を目的として、平成24年の12月から始めています。
市報に
広告を入れることで、
市政情報の
記事スペースが割かれるという言葉もいただいていますが、短い文章で要点を伝えるなど工夫し、
情報量を減らさずに
掲載しています。
令和3年度からは
広告主は
新潟市内に本社、本店、または支店、
営業所を有する
事業者、
団体等に限る、さらに
本市の
産業振興に寄与するものとして、毎年
広告主に対しては、ある程度規制をかけて募集しているので、さらにまた今年度も
内容が重ならないような工夫をしていきたいと思います。
◆田村要介
委員 やはり明るい
広告でうまくその辺は、
情報としては必ずそれが必要な
人たちに使われているとは思いますが、見ていて、んっと思う
部分もあったので、それは
意見、要望として言って終わりたいと思います。
○
平松洋一 分科会委員長 ほかにありませんか。
(な し)
○
平松洋一 分科会委員長 以上で
広報課の
審査を終わります。
次に、
東京事務所の
審査を行います。
東京事務所長から
説明をお願いします。
◎
丸山寛 東京事務所長 初めに、
東京事務所は平成17年の開設以来、国、
関係機関との
連絡調整及び
情報収集並びに
新潟ゆかりの
首都圏在住者を中心とする
新潟市
サポーターズ倶楽部を通じた
シティセールス活動などを主体的に行っています。また、東京に所在する強みを生かし、
本庁各課や
区役所が
首都圏で行う
魅力発信、
企業誘致活動などに対しても、積極的に
支援協力を行っています。なお、
令和3年度においては、
令和2年度に引き続き、
新型コロナウイルス感染症により、多くの面で行動が制限される
状況にありましたが、
テレワークや
オンライン会議などを活用し、
コロナ禍においても業務が滞ることがないよう、
感染予防に配慮しながら、できる限りの
活動に取り組みました。
東京事務所所管の
令和3年度
決算、歳出から
説明します。6ページ、
予算現額、
支出済額、
不用額は記載のとおりであり、
執行率は80.7%です。以下、主な
内容について
説明します。
初めに、第2款1項3目
広報広聴費は、
新潟市の魅力を多くの人に伝え、
本市の発展に貢献しようと
新潟ゆかりの
首都圏在住者を中心に設立された
新潟市
サポーターズ倶楽部の
活動促進に要した費用です。
令和3年度は、前年度に引き続き、
対面形式での
イベント開催が困難であったことから、
代替企画として
新潟産品、具体的には南区で生産されている生ハムとルレクチエの魅力をPRする
オンラインツアーを実施しました。Zoomによる参加を基本としつつ、
パブリックビューイング会場にも6名に参加いただくなど、従来とは異なる手法での
魅力発信に努めました。
次に、第2款1項7目
企画調査費は、
東京事務所の
管理運営に係る
経費で、
事務所借り上げ料及び
職員宿舎借り上げ料が大半を占めています。その他に
関係機関との
連絡調整、
情報収集や
企業誘致支援に係る
活動経費、また本庁との連絡に係る旅費、
通信費などの
事務経費が含まれています。なお、
企業誘致については、
コロナ禍で
企業訪問や
現地視察などが困難な
状況でしたが、県や
関係課等と連携しながら、またメール、
オンライン会議なども活用し、7件の
誘致につなげることができました。
コロナ禍で
企業活動が慎重となる面もありましたが、
業務拡大や
人材確保のために
地方展開を検討する企業の
情報を的確に捉えることで
本市への
誘致を進められたと考えています。
続いて、7ページ、歳入、第25款5項3目
雑入は、先ほど歳出で
説明した
職員宿舎の
借り上げに伴う職員の
自己負担分です。
○
平松洋一 分科会委員長 ただいまの
説明に質疑はありませんか。
◆
豊島真 委員 新潟市
サポーターズ倶楽部について、いろいろ
コロナ禍の中でパーティーが開けず、会員数が大体横ばい、微増という感じです。その辺を今後どうするのか考えを聞かせください。
◎
丸山寛 東京事務所長 委員おっしゃるとおり、ここ数年は100人を切る増加幅、
令和2年度に関してはマイナスというようなこともありましたが、やはり新規会員を増やすためには
イベントなどでその
サポーターズ倶楽部を紹介することが過去、会員を増やす一番のやり方でした。そういう意味で少し
コロナ禍によりここ2年、3年ほど
活動ができなかったというのが実態です。
新潟市
サポーターズ倶楽部の会員が近年言われている関係人口ということにもなると思いますので、これからまた以前のような
活動ができるようになった際には、会員獲得ということでも取り組んでいきたいと思っています。
◆
豊島真 委員 その底上げをぜひお願いしたいと思いますが、
令和3年度で2,410人、このうち
首都圏在住の方は大体どのぐらいの割合ですか。
◎
丸山寛 東京事務所長 現在は2,410人のうち1,836人、76.2%が
首都圏、関東方面に在住であると把握しています。
◆
豊島真 委員 一応私にもメルマガを送ってもらっています。それで、その中にリンクが貼ってあり、移住、定住の
情報等を発信しています。メルマガを見ると、文字の羅列とリンクだけしかなく、少し強調したい
部分を色分けするといった簡単な形でもいいので、そのような工夫をしてはどうかと思いますが、いかがですか。
◎
丸山寛 東京事務所長 メルマガについて、3年ほど前は
イベントを全て載せるような形で非常にボリュームのあるメルマガとなっていました。そこをトピックス的なものを四、五件選んで、その他はリンクというようなことで少し工夫を加えたところです。今言った色を変えるとか、写真をつけるというのは少しメールの特性上難しいのかもしれませんが、なるべく多くの方にしっかり読んでもらえるように工夫はしていきたいと思っています。ありがとうございます。
○
平松洋一 分科会委員長 ほかにありませんか。
(な し)
○
平松洋一 分科会委員長 以上で
東京事務所の
審査を終わり、
政策企画部の
審査を終わります。
以上で本日の日程を終了し、
決算特別委員会第1
分科会を閉会します。(午前10:42)...